【イベント】「防災チャレンジキッズ」のカブ隊の様子をお伝えします♪
2018年9月23日(日)にボーイスカウト船橋第5団とボーイスカウト船橋第16団で行なった
「防災チャレンジキッズ」の様子の全体の様子はこちらでご覧ください。
今回はカブ隊が担当した防災時における「あかり」についてご紹介します♪
準備
今回も一般のお子様、保護者の方の参加がありましたので
参加者がいらっしゃる前にスカウト達に事前説明と注意事項を。
そして一般の参加者の皆さんの前でスカウト達に実演説明をやってもらうので本番前におさらいを。
普段カブ隊ではなかなか扱わないマッチや火を前にいつも以上に真剣な眼差しのスカウト達!
ツナ缶ランプ
災害時におけるあかりは色々な物がありますが、今回は最近不幸な事に度重なる各地での災害によって注目されつつあるツナ缶ランプを取り上げました。
ツナ缶ランプの良い所は燃料をツナ缶の油と言う事で、材料はツナ缶(油漬け)とちり紙があれば出来るという点です。
道具があればツナ缶に穴を開けてそこにちり紙で作ったこよりの芯を差すわけですが、そんな道具がなくても最近のツナ缶は簡単に手で引き上げて開ける仕様になっていますから、そこに芯を差せば完成です。
さらに使い終わったツナ缶はその後普通に美味しく食べられるので一石二鳥と言う訳です。
こちらは缶の真ん中に穴を開けて芯を差したツナ缶ランプです。
このやり方だと中のツナ缶が汚れないので食べやすいですね。
穴なんか開ける道具がない!見つけられない!って時はカパっと開けてしまいましょう。
これでも中のツナ缶は美味しく食べられますけどね♪
実演!
スカウト達の準備が出来た所で参加者の方々もいらっしゃいました。
イベントスタートです!
まずはリーダーから参加者の方々に全般説明を行ないました、所謂前説ですね♪
主役はスカウト達です!
1グループ、5,6名の参加者のお子様達に同じぐらいの歳のスカウト達が説明・実演して
その後実際に参加者のお子様達に火を付けてもらいました。
実はツナ缶ランプ、お魚の油を燃料としているので火が付きづらい側面もあるのです。
参加者の多くのお子様はマッチをする事自体初めてと言う子も多いと思い
まずは練習の為調理油を入れた缶の芯に火を付けてもらいました。
自分達が学んだ注意事項を伝えながら参加者のお子様達にマッチの指導をするスカウト達。
これも貴重な体験ですね。
マッチが上手くすれるようになったら、実際にツナ缶ランプに挑戦してもらいました。
みんなおっかなびっくり、でも楽しんで体験してもらえたようです。
実際にツナ缶ランプに火がつくと嬉しそうにしていたのが印象的でした。
焼きマシュマロ
火と言う物は時に危険ではありますが、私達にとってこうしてあかりとなったり暖を取ったりとても素晴らしい物です。
そんな事を体験してもらった後はその火を使って美味しい体験を~
みんな大好きな焼きマシュマロです♪
16団さんが作ってくれた竹製の立ちかまどを使いました。
これには参加者の保護者の方も喜んでいただけたようです♪
災害時には身の回りにある物だけであかりを灯す必要に迫られる事もあるかと思います。
そんな時、台所にあるツナ缶で小さくともあかりが灯せると知っておくだけでもちょっとは安心できるかもしれませんね。
最後にそのツナ缶ランプを上手く付けるコツを。
ツナ缶に差す芯にツナの油を浸み込ませるのですが、芯の先まで染みさせず先端は少し残した状態で火を付けた方が火が付きやすかったです。
是非ご参考にしてみてください。